忍者ブログ
ひとりからみんなへ、みんなからひとりへ。途切れる事のない人の輪を世界へ。
[76]  [75]  [74]  [73]  [72]  [71]  [69]  [68]  [67]  [66]  [65
2024/09/22 (Sun)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009/03/01 (Sun)

「生かされて」 イマキュレー・イリバギザ著

生かされて。

1994年ルワンダで起こったフツ族によるツチ族の大量虐殺、100日間で80万人とも100万人とも言われる

大虐殺の中、3ヶ月間小さなトイレの中で7人の女性と共に閉じこもり、生き延びた女性の手記。

この女性の何がすごいって、生き延びただけじゃなく、その後兄弟・両親を鉈で殺したフツ族の一人が連れてこられ、

「好きなようにしていいよ。」と言われた時、言われて、、、「あなたを許します。」 と言ったこと。

更にこのトイレの中の恐怖で、聖書を噛んで震える歯の音をころし、必死に英語を勉強して、国連で勤めるという夢を

叶えてしまったこと。


3年くらい前に読んだ本ですが、何度か読み返し今もなお、心に深く刻まれている本です。

1994年なんて、私なんて、日本でぬくぬく過ごしていて、地球の他の地でこんな事が起こっていたなんて…、

全然知らなかった。。 相当ショックでした。

しかも昨日まで友達だったクラスメイトが突然、自分の名前を叫びながら、殺すために探しまわるなんて。


でもこの本は、悲嘆にくれるために書かれた本では決してありません。

このような事実があったという事を伝えること、そしてその中で生かされたのには使命があるということ、

ねたみ続ける事がなにも生まないこと、沢山の教えが詰まっています。

生きているのではなく、私たちは「生かされて」いる。 そう教えてもらった気がします。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
追伸
コメントを編集できなかったから、ゴメン、追伸。

みっしーの言う「生かされている」はかなり重みがあるよー。。。

色々な世界を観て知って、見識を広げてきたみっしーが言う
「生かされている」。
私はこのblogを読んで、頭にガツンと音が鳴るかと思うほど
強い衝撃を受けました。

ホントにありがとう。
シノ URL 2009/03/05(Thu)02:16:45 編集
ありがとう
私は、以前から「生かされている」と思って日常を過ごしてきましたが、
それはみっしーが言っている「生かされている」とは違うのね。

凄く後ろ向きで、悲観的な考え方から出てきた「生かされている」感じで。
できることなら消えて無くなっちゃいたいんだけど
それは許されない。
「生きたくても生きられない人もいる」って言葉をよく耳にするけど
正直「死にたくても死ねない人もいる」って、私は思ったこともあります。
だから「生かされている」、って。。。

でも、みっしーがその本を読んだことによって
生じた「生かされている」という言葉を眼にして、
とても自分を恥ずかしく思いました。

みっしーの言うとおり、確実に私達は「生かされている」んだよね。
「生かされている」からには、何か意味があるはず。
その本を読んで、「生かされている」今の自分を見つめ直そうと思いました。

淡々と書いてるけど、かなり熱いSoulを持ってるよ、今の私!

ありがとう、みっしー。
そして、これからもよろしくです。
シノ URL 2009/03/05(Thu)02:07:52 編集
コメントありがとうございます。
イマキュレーさんは、トイレに隠れている3ヶ月の間に、フツ族によってその
トイレの扉にまで手が掛けられたのに、開けられずに生き延びたんです。

そんな事もあるのねー、と不思議に思っていたら、イマキュレーさんも
「これを説明することはできない。何かの力が働いて生かされたとしか思えない。」って
書いてるんです。

他の家族の誰でもなく、自分が生き残ったのは、生き残ってやるべき事があるからだって、
理由があるはずだって。

人それぞれ、ひとりひとり生かされている理由は違うと思うから、周りに翻弄され過ぎず、
頑固になり過ぎず、進んでいきたいなと思う今日この頃。

これからもこちらこそよろしくお願いします
そしてこちらこそ、いつもありがとう~!
【2009/03/05 09:28】
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
miyoumu
性別:
非公開
自己紹介:
「ジュエリーの世界から世界をひとつに。」
をコンセプトに2009年「miyoumu」立ち上げ。
日本の絹糸やタイのカレン族シルバーやアンティークビーズなどを使って、シンプルで心地よいアクセサリー作りを志しています。

2-5歳パリ郊外、
23-25歳南仏Aix-en-Provenceで過ごした事で、
普段から自分が、そして自分の視点が日本人・アジア人であることを意識する。

そして今まで見てきた世界と生活してきた日本のそのお互いの良い所を融合したい。

更に、私があなたのために何が出来るか。
ではなくあなたが感じている何かを私なりに引き出す。

大学卒業後に働いたインテリア事務所で、そんな仕事に出会う。

渡仏後、ジュエリーonlineサイトで見えないお客様を相手に日々奮闘し、

2009年「miyoumu」立ち上げ今に至る。


※ご連絡はinfo @miyoumu.comまでお願いいたします。
ブログ内検索
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
リンク
フリーエリア
最新コメント
[11/05 ななし]
[03/21 たま]
[12/17 たま]
[11/21 工藤]
[11/19 シノ]
バーコード
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]