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ひとりからみんなへ、みんなからひとりへ。途切れる事のない人の輪を世界へ。
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2024/05/20 (Mon)
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2009/10/08 (Thu)

今頃台風一過の御蔵島。

旅3段は、いよいよ野生のイルカと泳ぎます♪
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民宿の所有する船に乗って、10人くらいで海へ。

…とは言え、スキューバの経験もなく、シュノーケリングもフィンも小学生の経験以来、ほぼ初心者。

海に入る前に少々レクチャーを受けるも身体は硬直し、波には多少慣れてはいたものの、

シュノーケルで口から息を吸う事が出来ず、鼻呼吸でマスクがぽこぽこ浮いて、ごぼごぼゲホゲホ潮水飲みまくり。。

…息が全く出来ない。


潜ってイルカとぐるぐるしたい!という夢はおろか、シュノーケルすら使えない。

ショックを受けつつぷかぷか浮いていたら、同乗していた民宿のお姉さんが海の中からぽこっと

出てきたので、グチる。

そしたらさらっと、「イルカが来たら、そんな事言ってられないですよっ!ふふ。」


そうだ、「そんなこと言ってられない!なにしにきた~!」

とりあえずレッツトライっ!シュノーケルとまずはお友達になって、イルカが来る前にとりあえず潜ってみよう。
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そしたらまんまと撮られてました。私のまぬけな潜水第一号。…多分?

胸一杯に息を吸い込んで潜る海の中は、とにかく気持ちが良い~!

潜ってすぐに、水圧にぎゅっとされるのもあり胸一杯の空気を少し出してしまう癖と、みんなより薄い

ウェットを着ていたのもあり浮いてしまうことなく、重りがなくても案外いけるっ!楽しい~楽しい~♪

一度船に乗り込み、今度はイルカの群れを探して本当のドルフィンスイムへ。
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いたぁ~♪ 海の中を何の抵抗もなさそうに、スイーと泳ぐイルカたち。

慌てて潜るも、優雅なイルカと一緒に潜れるわけもなく見当違いの場所を潜る。97e1279f.jpeg








優雅に泳ぐイルカは大体2頭ずつがぴったりくっついて、それが20頭くらいの群れになって泳いでいます。

通り過ぎるイルカの群れと戯れ、船に乗っては、再び呼吸しに上がってくるイルカの背びれを探して、潜る。

 その繰り返し多分6-7回。
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海の中に耳までつけるとキュンキュン♪とイルカの鳴き声が聞こえます。

一度、後方から来るイルカの群れを発見して、先に潜って待っていたら両脇からイルカがスイーっとやって

きてくれて、それにはテンション上がりまくりました。

そしてそれ以上にゾッとしました。…私は踏み込んではいけない自然の領域にいる。お邪魔している。

本来イルカの群れの中にいるはずのない人間。自分。「ごめんね。会いたいから会いに来ちゃった。」
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ここにいるのは、水族館のイルカじゃない。野生のイルカ。観察する、されているの関係はない。イーブン。

ここにいるのは、水族館のイルカじゃない。お肌もつるつるなんかじゃない。

自然を生き抜いてきた傷だらけの身体で、荒波の海を今日も泳いでいる。

可愛い顔してとてつもなく格好いい。

そんなイルカと同じフレームで収まっている写真を友達が撮ってくれていました。
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うーん。追っかけている感じが良く出てます(笑)。イルカはただそこにいるだけ。

お邪魔している私たちがもてあそばれ、振り回されてます。「あー、もうちょっとゆっくり泳いで~!!」


素潜りしていると、自分のはかなさゆえにとても謙虚になります。

そして身体いっぱい息を吸ったり吐いたりしながら、体中の空気を一新する清々しさがあります。

私なんてたかだか10秒くらいしか潜ってないと思いますが、ジャック・マイヨールのみた世界は、

一体どんなんなんでしょうね。 素潜り、好きになりました。


いつもありがとうございます

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2009/09/30 (Wed)
朝6時過ぎ、ようやく御蔵島到着~!いぇいえい~!!

9月の出航は波の関係上、欠航や条件付き出航がほとんどで波の状態によっては接岸できず、

前の三宅島、または先の八丈島で下船するか、本州に引き返す、と言う可能性が高いのです。

それなのに、この日は何の問題もなく御蔵島に到着しました!ラッキー☆
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嬉しさひとしお。 記念撮影して喜んでいたら、民宿の迎車に乗り切れず、一時待機。

朝の潮風に揺られて、気持ちの良いひと時。

民宿着いても朝の6時半、前泊のお客さんがドルフィンスイムの準備をバタバタしていて、朝の忙しタイム真っただ中。

まだ部屋にも入れないので、いっぱいの待合室でまた一時待機。

午前はドルフィンスイムをしないので軽く予定を立てる。…と言っても街を散策して島でカフェ!ってだけ。

島民300人ほど、絶壁が多いので、島の一角にすべての施設がきゅっと集まった坂道だらけの街を、

裏道にも詳しい友達と散策~。うーん、風の谷のナウシカ的な風の強さに、ナウシカ気分になる。

そして本当坂道の多いこと多いこと。
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そしてふと、雲を見ると…、
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ラクダが座っているように見える、雲。

そして、
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雲の上を歩いているように見える、雲のゾウ。

…見えます?実際は結構くっきり見えていたんですよ。

そして、島にお邪魔しているので土地の神様にP1040179.JPGご挨拶。










お友達の写真はアングルが素敵なので、使わせてもらいました~☆

そして、ドラマになりそうな…、
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はい。Dr.コトーッぽいってことです。

どんな感じなのかな~、なんて勝手に車の中を覗き込んで見ちゃったりして。。

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そして9月末に“東京都”でハイビスカスがこんなに綺麗に咲いているのを見られるなんて!
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そしてそして、妙にロゴがかわいい御蔵島郵便局。ここで、手紙を出すとイルカの消印なんだそうですよ~


他にもちょっとした山散策を試みつつもクモの巣だらけで、早々に断念したり、素敵なカフェでコーヒー飲んで、

時計を見ずに過ごす幸せ気分を満喫。

午後のドルフィンスイムに向けて、夢膨らませながら、良い空気いっぱい吸って過ごす至福のひと時でした~♪(続)


いつもありがとうございます
2009/09/25 (Fri)

イルカと泳ぎに御蔵島へ。

イルカとは、人生のうちで必ず一緒に泳ぎたい!と切に願っていたら、今年9月に叶いました!


東海汽船の夜行船に乗って、東京~三宅島~御蔵島~八丈島の経路をGO!

まずは朝の4時半に三宅島到着。

大きな音の館内放送に起こされ、眠い眼をこすりながらデッキにとりあえず上がってみると、夜が明ける手前。

空はまだまだ闇夜だけれど、うっすらと向こう側の太陽に白々と山の稜線は照らされ、空間を静寂に

支配する厳かなひと時。 これから始まる一日に深く礼拝。…したくなるような景色。


島を離れると全貌が明らかになり、とっても美しい曲線を描く三宅島に。

今もなお絶え間なく噴煙を上げ続ける火山島としての力強さに圧巻のひと時。
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これが、あの三宅島。

そしてまた1時間半ほどかけて向かうは、断崖絶壁に囲まれた周囲17キロほどの小さな島、御蔵島。

(右端にぼんやり映るその島)
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その途中で、日の出を見る事が出来ました。


「あ~、1日が始まる。」

感じた事は、たったそれだけ。 こうやって1日は始まる。 毎日は1日1日が始まって終わる事。

ただその繰り返し。 なーんだ、とっても単純な事じゃないの。

でもそれが、なんだかとてつもなくすごい事に感じてしまうんです。


今までは、こういう景色に出会うと、色々と物思いにふけって、色々考えたくなってしまっていたのですが、

今回は、ただただ太陽が昇って行くのを見て、ただ1日が始まる事を感じてました。

ここには、ただその事実しかない。

複雑に捉える必要なんて、全くなかったんだ、ね!ただ私が複雑に捉えていただけ、なのね!

それに気づけて良かった。 (続く)


いつもありがとうございます

2009/06/01 (Mon)
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鞍馬・貴船に宿る木々の生命力はとにかく半端ないパワーを持っています。

こちらが思わずすごんでしまい、触れたくても近寄れないオーラを放っています。

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その先の朱色の献灯が並ぶ貴船神社へと続く階段。 

「あ、ここここ。写真で見て、どこか分からなかったけど、行きたかったところ!」

その漠然としていた思いが突然叶って、身体にビビっと電流が走る瞬間。 一歩一歩、歩を進めるたびに

異次元へ誘われます。

更に木々の青さと透明感、そこに伸びるしなやかな枝の陰がなんとも言えない美しさでした。

その先には貴船神社。鴨川の水源地にあたり、古来より水の神さまとして崇敬を集めてきた神社です。

岩の間から染み出る湧水と、そこに群生するシダ植物の様々。水の尊さを五感で感じる事が出来ます。
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この下の方にためられた水に、紙を浮かべて字を浮かび上がらせる水占いをしてみました。
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結構分厚い紙で、浮かべているとじわーっと字が浮き出てきます。渇くとまた字は消えてしまいます。

一時の助言をありがたく頂きました。


そして鞍馬・貴船では2本の木が根元で合致している夫婦木を良く見かけ、大体が同じ種類の木なのですが、

こちらは珍しく杉と楓の夫婦木。しかもちょうど私たちが訪れた時は木と木の間から太陽の光が差し込んでいて、

なんとも幻想的な雰囲気をかもしkifune5.jpg出していました。











こんな事ってあるんだ~。と言うような事が、目から肌から、そして直感から感じる事が出来る鞍馬・貴船。

この尊さ・厳かさを感じ、訪れる事を勧めてくれた方に心から感謝です


ここで得たパワーをもとに、またmiyoumuを頑張っていこうと思います!

いつもありがとうございます
2009/05/25 (Mon)

鞍馬駅から、鞍馬寺を登り、さらに鞍馬山を超えて貴船に向かう結構なハイキングの途中の何てことない、

山道のはずの所で突然、見つけました。
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とぐろを巻いている枝…!

それだけでも十分驚くのですが、でも何かがおかしいんです。

「何か変だよね。  この枝、なんか他と違う。 なんか違うよね。。

細かい枝が一切出てないよね! 葉っぱが全く出てないよね??」


「え!  もしかして これ、  枝じゃなくて木の根じゃない??」


言いつつまさか…、と思いつつも出所を辿ってみると、確かに地上からうねうねと這いでているではありませんか。

触ってみても、明らかに枝ではないんです。肌質が…。 となるとやっぱり根だったんです。

地上から這いでて2重にとぐろを巻き、恐ろしいまでの存在感を発揮しながら更に、その下から生えてきた他の木に

根は巻き上げられ、頭上天高く舞上げられ、他の枝葉と同じ所で、気の根が宙をまだ這っている・・・。

なんとも異様ですごい光景だったんです。


対極を成すべき、上に伸びる枝と地下に伸びる根、陰と陽がここだけは混ざり合ってしまった異空間が

広がっていました。

鞍馬の木、だけに鞍馬の気が集まっているのでしょうか。山道で山未知との遭遇。。

とにかく度肝を抜かれました☆ (次は、鞍馬山を越えて貴船へと向かいます。続く)


いつもありがとうございます

2009/05/22 (Fri)

今のmiyoumuのアクセサリーには美色の絹糸がかかせないのですが、先日京都に行った時に、

以前より購入させて頂いている絹糸屋さんに行ってきました!

お店と言うよりは、倉庫…?棚から溢れた絹糸の山・山・山にちょっと動くのも困難ですが、それだけの美しい絹糸に

囲まれて、幸せ…☆

私が欲しかった絹糸は、綛(かせ)の状態(束になってくくられている)だったので、芯に巻いてもらえるように

お願いしていたのですが、今日やっとそれが到着しました!
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やっぱり綺麗~光沢がものすごくあります~ 見ているだけでうっとり。

丁寧に説明してくださり、とても親切な絹糸屋さんに感謝です。

そしてさっそくこちらの紫の絹糸で、今オーダーをいただいているネックレスとアンクレットを作ろうと

思います!


昔、絹ではないけれど手芸屋さんで、綿の刺しゅう糸とビーズを小学生の頃に3時間位延々と眺めて、

限りあるお小遣いで何色にしようか選ぶ事が至福の時だったのを思い出します。

…繋がっているんですね、色々と。


そして、京都鞍馬山の続きです。 山道を登り登り…、
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本尊の先から鞍馬山を望む。
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この奉られた空間と岩の説明、こないだネットで探した時はすぐ見つかったのに、

今探すとなぜか全く見当たらないのですが、きっととても神聖な場所。

何だか私には厳か過ぎて、あまり近寄りませんでした。本尊も写真すら撮ってません(苦笑)。


パワースポットと言われる所に、あまり行ったことはないのですが、何だかソワソワしてしまい、避けてしまうようです☆

あとになって「もっと感じとけば良かった~!!」と思うのですが、ソワソワしている事自体が、感じている証明

だから、きっと良い。と言うことにしております。


そして鞍馬寺の先をさらに山を登ると、歩くのにはひと苦労ですが、有名な木の根道に到着。
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色々と神秘の伝説もある木の根道、看板の説明によると木の根が張れる地層が薄いため、

根が地表に盛りだしてしまったとの事。

ですが、のちに私たちはもっともの凄いものに出会う事になるのですが、その写真はまた続きで。 (続く)


いつもありがとうございます
 

2009/05/20 (Wed)
京都の北に位置し、古くから牛若丸や天狗の伝説を生み、宇宙エネルギーを尊天と仰ぐ霊山鞍馬山。

京都市内からも離れていて、結構なハイキングだと聞いていながら・・・、どうしても行きたくて行ってきました。
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そして写真に撮ってギョッとしました。 この新緑のあおさと、鞍馬寺や献灯の朱の美しさと、澄み渡る空の色。

この道をこんな私が進んでいいのでしょうか…。と自問したくなるほど厳かで清涼的で、自信に満ちた鞍馬の朝。


…たぶん普通の観光の方は10時位から登り始めるのでしょうが、私たちは神戸から向かったもので2時間半位

電車を乗り継ぎ、鞍馬山のふもとに着いたのが11時過ぎ。 山中でお腹がすくねぇ、、なんて思いながら、

この人のなさが、その自然の偉大さが身にしみます。

歩みを止めれば、そこに聞こえるのは葉のざわめきと鳥のさえずり。 のみ。

近い所からも遠い所からも、その立体感がなんとも言えない心地よさ、包まれ感を感じました。

そして時に肌をそよそよと伝う初夏のちょっぴりひんやりととした透きとおる風。

思い出すだけで心だけまた、鞍馬に飛んで行きそうです
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そしてこちらは、鞍馬寺山門と本尊の間にある、由岐神社。

急斜面にあるので、足もとが清水寺の骨組みのようにむき出しになっていて、しかも小さな舞台まである珍しい

門です。

メキメキ伸びる杉に囲まれて、朱に塗られていない佇まい、これもまた、美しい。。 (続)


いつも読んで頂きありがとうございます
2008/12/22 (Mon)
フランス人の友達とブランチをしました♪

そのカフェの名前が「un cafe qui parle」。


日本で大人気のビュッフェスタイルも、フランスでは極めて

少なく珍しい。なのに、それをやっている「un cafe qui parle」。


フランスパンやクロワッサンやデニッシュが食べ放題な

だけでもかなりテンションがあがるのに、更に20種類近くの

ジャムにチーズに、コーヒー、サラダまで!

とても美味しく、地元っ子に大人気だったのにとても納得です。


そのあと、モンマルトルの丘をお喋りしながらお散歩。

歩いていける場所にこんな素敵な所があるなんて良いね!良いね!

と思わず、連発してしまいました。


話していた事と言えば、住んでいるからこそ肌身で感じている

今のパリモード・アクセサリー事情。

ご一緒したフィアンセも広告業界の方で、その独自の

視点から見たファッション事情も、なるほど納得目から

うろこ話ばかりで勉強になりました☆ 

昨日マレ地区を散策したのだけど、今いちつかめていなかった

ものが、今日の話を聞いてすーっと入ってきた感じです。

本当にありがたいです、感謝感謝


そして話変わって明日からドイツのアーヘンという町に行ってきます!

お友達は、せっかくだから近くのオランダやベルギーまで行こう

かしら?と言ってくれているけれど、その国境越えの気軽さって、

やっぱり島国ニッポンにはない感覚だな〜と改めて実感してます。

なので、どうなる事やら楽しみ楽しみ
2008/12/20 (Sat)
パリ着きました〜!

着くまではドキドキするのに、やっぱり着くと

落ち着いてしまうのは何でだろう。


夕暮れ時を空港からバスで市内に向かいながら、空の

色の移り変わりを見て、その空の近さ、雲の感じ、

東京と違うなーとつくづく感じます。

しかし帰宅ラッシュ&年末の大移動の予兆で1時間程で

着く道のりに2時間程かかりました。


今は翌朝7時。

パティシエの友達をお仕事へと見送って、今日の

予定をこれから立てます。

バゲットとチーズをかじりながら・・・

2008/12/17 (Wed)
あさってからフランス行きます~

秋に行こうと思っていたけれど、気づいたら真冬、クリスマスに

なってしまいました。


でも準備を全くしていなくて、今日になってやっと動き出しました。
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とはいっても、これ出しただけ!

愛用の地図と、2007年のFIGAROパリ特集。


今回する事は、ニュートラルな視点でフランス、ヨーロッパの

ビジュー市場を見て回ること。

アンティークビーズ屋さんを回ること。

カフェすること。 ブラブラすること。


チケットが取れれば、ドイツのアーヘンに行くこと。 


リヨンでシルクの上質なランジェリーブランドを立ち上げている

先輩に会いに行こうと思ったら、バカンスでブルターニュに

いるとのこと。。 残念。

しかし今年は例年より寒いとの事なので、覚悟して行かねば
2008/12/03 (Wed)
丹沢湖マラソンに出場した時の話をもうひとつ、書こうと

思ってすっかり忘れてました。 …こんなに素敵なストーリーを。


帰りに近所の温泉に寄って帰ろうと思い、


「一番近い温泉は、5・10キロ走者用駐車場から徒歩ですね!」


と、スタッフに言われて無料巡回バスに乗った時のこと。

5・10キロマラソンはとっくにハーフの前に終わっていて、お客様は

私たちだけ。 と思ったら、普通の路線バスを待っている中学生らしき

男の子が同じバス停にいて、運転手さんが乗せてあげました。


運 「今日、路線バスなんて走ってないでしょー?」

男子 「…なかったら歩いて帰ります。」

運 「ま、これ路線バスじゃないし途中までだけど、

   とりあえず乗っていきな!」


そして駐車場に着いたとき、中学生も降り、私たちも降りる際、

「ここから温泉が近いって聞いたんですけど、どっちですか?」

と聞いたら、

運 「え。温泉?そうは言っても結構あるね…。」

私たち 「え。そうなんですか?え。この坂の上ですか?」


運 「…じゃあ、温泉まで行くか。乗っていきな。」

と巡回バスなのに、温泉まで連れてってくれたんです!


…と、ここまでならまだ、まだある話として、さらに続きがあるんです。

温泉に行くその途中で、先ほど下車した中学生を見つけたんです。

そうしたら、窓を開けて

運 「どこまで行くのー? え、○○?遠いねー?

   どうやって帰るのー? え、歩くの? 遠いよー?(苦笑)

   …じゃあ、乗ってくか。おくるよ!」

とまた中学生も拾ったんですね~


そしてバスで5分くらい、「ここまで歩くつもりだったの?」

と思うほど遠いところまで中学生を送り、バスをUターンさせて

帰りに温泉まで送り届けてもらいました。


その間、私以外ランナーはみな爆睡、運転手も中学生も特に

言葉を交わさず、みな自然。


…でもいくら考えても、あんまりないほど親切なのにこの普通な

雰囲気、一体何なんだろう?

こんな事、東京ではありえない。日本じゃない。

そう思っていたその思い違いが、すっごくすっごく温かい


降りる時も、特に必要以上の言葉を交わさず運転手さんは

何事もなかったかのように去って行きました。 感動です。


とても素敵な経験をさせていただきました。

運転手の津田さん、どうもありがとうございました
2008/12/01 (Mon)
ノリのノリノリも良いところで、数か月前に友達とハーフマラソンに

申し込んだ大会日を遂に迎えてしまいました。 

11月30日第30回丹沢湖マラソン大会。
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何度か練習をしたものの、5キロでひざの筋が痛み出し、

10キロ走ると、数日間はまともに歩けないほどの筋肉痛と

筋の痛み…。

「まぁ、その倍以上の距離なんて、完走はまず無理だから、

紅葉も綺麗だろうし、イベントとして楽しもう~♪」

とごく軽い気持ちで参加したものの、忘れておりました。


一緒に参加した友人達が、ヘビー級の体育会系だったことを。。


病み上がりの人もいて、同じ事を言っていたにも関わらず、

スタート瞬間、みんなスイッチがポチっと入り、わき目も振らず

ざーーーーっと、走り去っていったんです

あの勢いたるや、身体の中に流れる血の違いでしょうか…。

驚く間もなく、あっという間に消えていなくなってしまいました。(笑)


残された私はただ一人、

「どこかで車に拾われるだろう。何キロまで走れるかな?」

なんて気楽に考えながら走っていたのに、5キロを越え8キロを越え、

10キロをまわったあたりから、段々リタイヤしたくなくなり、


「こんなに頑張ってるんだから、最後まで走りたい。。


そもそもみんな心配してくれているからこそ、軽い気持ちで

リタイヤなんかしたらいけないんじゃないか・・・。

制限時間を超えても、この足でみんなの所に帰らなければ

いけないんじゃないか。


よし。


足が痛くても動く限り、走り続けよう。

転ぶまで、自分の意志だけは走り続けよう。

止まったら絶対いけない。絶対後悔する。。

車に追い付かれても乗車拒否! よし。」(…そんな事出来るの?)


と友達の体育会系のストイックさを勝手に受け継いで決心したものの、

10キロ越えは未知の世界。

更にゴールを意識した瞬間から体が一気につらくなり始め、重力を

いつもの3倍受けている気分で走りました。

延々とも思える時間のすり足走行。


しかもスタート時間のもともと早い、5キロ・10キロ走者が帰り支度を

終え、大勢並んでいるバス停の前を一人、ちょびちょび走り、規制の

終わった車道を排気ガスとともに走る。

時折「ふぁいとぉー!」「がんばれー!」と声援を受けながら、

冒頭写真の湖、撮影場所は湖中ほどの浮島なので、この倍以上の

湖を1周半走りつづけました。


湖の向こう岸のあんな距離を引き返すのか…と、気が遠くなりそうな事

を何度も考えながら、この一歩、たとえ数十センチだろうとゴールに

近づいているのなら希望はある!と思って走りました。


だからゴール直前の橋を渡り始めた時の感動はひとしおでした

私も渡れる! 21キロ走りきったのね~

そうウルウルしながらゴールを見つけた瞬間、


「ぎゃ~!!きゃ~~~!!帰ってきたーーーー!!!!」

会場の片づけを始めているスタッフが全員振り向くほど、

もの凄い悲鳴とも言える歓声が聞こえました。


先にゴールした友達が、

…どこかでリタイヤしてるんじゃないか、膝を壊してるんじゃないか。

と心配しながら、制限時間をとっくに過ぎている中、

わずかな希望を持って、ずっと待っていてくれたんです


すっごいすっごい感動して涙がこぼれそうなのを必死で堪えて

想像にもしなかった、私も夢のゴール


感動、そして感謝です。

おかげさまで今、膝は全く曲がらず全身筋肉痛ですが、

後悔は一切してません。


「マラソンなんてねー、精神力!気力で何とかなるんだよ!!」

と言いきった友達がいたおかげです。

…本当かどうかは別として(対外あってると思う)、その友達の前に

リタイヤ車に乗って、帰る事が出来ずに走る気持ちは分かって

もらえるでしょうか。(笑)


おかげさまで、無事完走できました!

なのでノリもノリノリな企画でしたが、とても良い思い出になりました

そして次回は、まだ考えたくないですが…、もうちょっと高低差の

少ない所が良いです☆(今回は高低差約30m。)


※ちなみに写真山間の白い部分は、空の色のグラデーションではなく

  富士山です
2008/11/04 (Tue)
秋に咲く向日葵があるんです

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稲を刈りいれた後の田んぼに、違う植物を植えて土壌を活性化

させる為に、こうやって向日葵を植えているんです。


太陽に向かって一面に花咲く向日葵。

「千の風になって~♪」 と歌いたくなるような景色。


元気になります
2008/11/01 (Sat)

今年の頭、九州を旅行した時に九州在住の友達に、

お勧め!と、連れて行ってもらった何とかの滝。

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松嶋奈々子さんのお茶のCMで使われたらしいと言う、

知る人ぞ知る山間にあるこちらの荘厳な滝。

更になんと滝の下がえぐれていて、滝の裏側を歩けるように

なっているんです!
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太陽の光を反射して、滝のしぶき全てが輝いている

自然が作り出す神秘ってスゴイ・・・ 

ただただ言葉を失って佇むこと数十分、ミストのようなしぶきに

じんわり服も濡れつつ、あまりの清々しさと神々しさをただただ

感じ続けてすっかり魅了されてしまいました。


そして、今回そんな記憶もうっすらな頃、また突然

違う滝の裏側に行くチャンスに恵まれました

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大きさは九州のよりは小さめだけれど、こちらも負けず劣らず素敵でした!

場所はたぶん、福島と茨城の県境あたり。

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天気がとっても良くて、滝の流れ越しに空を仰ぐと、太陽の

光と影、透ける緑のその美しさに、光のように輝く水しぶき、、

その美しさったら眩しすぎて、見続けていられないほど。

そして、ザーッ!っという水しぶきの轟音の中に澄み渡る心の静寂…。

心洗われる感じがいたしました。

滝って、良いかも!

滝行って、、ちょっと良いかも!ってふと思ってしまいました。


全く出会えるなんて思っていなかったのに、思わぬ出会いで、

今回ですっかり“滝の裏側”に魅了されたわたくしでした

2008/10/10 (Fri)
思い立って国営ひたち海浜公園に行ってきました。

http://www.ktr.mlit.go.jp/kaihin/



この時期は、コスモスとコキアと言う草が綺麗で、広大な敷地の中、

見ごろの花々を求めて人は集中し、海沿いのさわやかな風と

青い空に囲まれ、都会を離れた感触を全身で味わいました。

満開のコスモスは私の風邪っ鼻でも微かに香り、花に触れると

みずみずしい花びらがひんやりと、そして柔らかい触感で迎えてくれました。

触る、触れる、、ということに最近怠っていたなとつくづく実感しました。

触れると言えば、無機質なものばかり。

土や花に触れる大切さ、感じる大切さを妙に感じてしまいました。


以前、点字に凝ったことがあり、“読める”ようにはなったけど、

触っても分からない自分に驚きました。

いかに日常を視覚に任せて生きているのか。

ちょっと意識して過ごすのもいいのかも知れない。


プロフィール
HN:
miyoumu
性別:
非公開
自己紹介:
「ジュエリーの世界から世界をひとつに。」
をコンセプトに2009年「miyoumu」立ち上げ。
日本の絹糸やタイのカレン族シルバーやアンティークビーズなどを使って、シンプルで心地よいアクセサリー作りを志しています。

2-5歳パリ郊外、
23-25歳南仏Aix-en-Provenceで過ごした事で、
普段から自分が、そして自分の視点が日本人・アジア人であることを意識する。

そして今まで見てきた世界と生活してきた日本のそのお互いの良い所を融合したい。

更に、私があなたのために何が出来るか。
ではなくあなたが感じている何かを私なりに引き出す。

大学卒業後に働いたインテリア事務所で、そんな仕事に出会う。

渡仏後、ジュエリーonlineサイトで見えないお客様を相手に日々奮闘し、

2009年「miyoumu」立ち上げ今に至る。


※ご連絡はinfo @miyoumu.comまでお願いいたします。
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